間違った男のダイエット
ダイエットの方法で、食べる量を減らすために朝食を抜くというダイエット法があると思っていませんか。
このダイエット法では、痩せません。いや昼と夜もバランスのよい食事をして、特に夕食は寝る3時間前には食べ終わるようにしていれば、痩せるでしょう。
しかし、体にはよくありません。
朝食を抜くと脳の活動が活発にならないのです。脳の活動には、糖質のエネルギーが必要ですが、これは体内に蓄えられているエネルギーが使えません。
ですから、朝食を食べないと午前中は脳は元気に活動できないので、仕事にも影響がでます。
同様に、3時のおやつも取ったほうが脳の活動を活発にすることになります。
ダイエットとして1日2食の人は、夜になるとお腹がかなり空くので、早食いそして腹八分ではなく、満腹まで食べてしまいこれがダイエットどころか肥満の原因になります。
私たちのからだは、自律神経という無意識の調整機能があり、昼間は交感神経が活発に動くため内臓や体の器官もよく動きエネルギーを消費します。
夜間は、副交感神経にバトンタッチ、エネルギーの消費は抑えられます。
従って、寝る前にたくさん食べると体内に脂肪となって蓄積していきます。
1日2食で夜は寝る前まで物を食べる生活を続けていると、脂肪がたまりお腹が出はじめ、最近話題になっているメタボリックシンドロームも心配なからだになっていきます。
ダイエットをするには、太るしくみを理解して生活習慣・食事・運動・ストレス対策などトータルで行うことが大切です。